③国内留学（英語合宿）シェアハウス編：言語交流、国際交流, 語学交流ができるシェアハウスなら国内留学できる

③　「シェアハウス滞在」の場合（外国人と暮らすことで国内留学ができる） :  関東＆関西

ここ5年ぐらいでしょうか・・・。シェアハウスという暮らし方が浸透し、全国的にもシェアハウスが多数見受けられるようになりました。

シェアハウスは、普通の賃貸マンション、賃貸アパート物件と異なり、

• 家具家電が最初から揃っている。（そもそもキッチン、リビングなどを共有するため個人で買い揃える必要がない）
• 敷金や礼金が安く抑えられていたり、保証人が必要なかったりと、契約手続きが簡素である
• 賃貸する契約期間が短くてよい（通常の不動産であれば、2年の普通賃貸借契約となるが、シェアハウスの場合は1年未満の定期借家契約である場合が多い）
• 共有エリアを住人同士がシェアするとあって、なにかしらに特化したコンセプトをもった住人が集まるよう工夫された物件が多い
• 東京などの都市部で普通の賃貸物件が高いエリアであれば、シェアハウスの方が安く、短期で住めるため短期滞在目的の外国人に最適である
  ※日本ではまだ歴史が浅いですが、海外ではシェアハウス、ルームシェアという文化がもっと古くから根付いていることもあり、日本に滞在している留学生、ワーキングホリデービザを持っている外国人の多くがこのシェアハウスに住んでいます。

という特徴がありますね。

この3つ目と4つ目の特徴をリンクさせ、外国人が多く住む＝つまりそこで異文化交流、語学交流ができると謳っているシェアハウスがあります。これをここではタイプAとします。外国人も住んではいるが、運営者が何かしら主体的に英語を学ぶ機会を設けているタイプのシェアハウスもあり、ここではこれをタイプBとして分別してみました。

①②でみてきた「通い」型や、「宿泊」型だと、英語を教える講師の先生がいるので、英語を学ぶ上では手厚いサポートでした。なので、当然　料金も高かったですね。今回ご紹介する「シェアハウス滞在」型における　タイプB　で、付帯のレッスンなどをみてもらったらお分かりのとおり、どれほどレッスンが本格的なのかというのに差異があり、当然ですが「その運営者からの関わり度合い」が多ければ多いほど滞在費に反映していると言ってよいでしょう。こ「のシェアハウス滞在」型の場合、レッスン代という名目で別途の代金がかかってることはないので、家賃なりに上乗せされていると言ってよいかと思います。

それにしても、①②でまとめたとおり、「通い」型や、「宿泊」型　に比べれば、この「シェアハウス滞在」型であれば、語学を学ぶ環境に支払う額としては圧倒的に安くなります。ただ、デメリットとして

• 住んでる外国人は、日本に住んでるだけあって日本での生活が長く、日本語ができる、日本文化に精通している人が多いです。つまり、幸いというか不幸にも日本語が通じてしまうのですね。
• 先の理由に派生して、日本に住んでる外国人はやっぱり日本語を逆に学びたいと思っていますから、シェアハウスに同居している日本人に対して日本語を使いたいと思っています。
• 賃貸契約をするわけなので、未成年者が賃借人として契約できない
• 宿泊型と異なる大きな点は、賃貸借契約を結ぶ＝「賃貸物件に住む」ということです。ですから、月ベースで払う家賃を1日あたりに割り戻して宿泊型と比較すればもちろん圧倒的に安くなりますが、普通は最低の賃貸契約期間というものが設定されています。←ここがミソです

そこで、こんな疑問がでてきます。

• なぜ、1ヶ月以内で週単位で住める（宿泊ではなく）シェアハウスがないのか？
• なぜ、シェアハウスの賃貸契約は1ヶ月以上からの契約になるのか？
• なぜ、ウィークリーマンションなら1週間から住めるのはなぜか？
• なぜ、1週間以内の賃貸契約は世の中に存在しないのか？

という疑問がでてきます。これについては、ちゃんとした法的根拠がありますので、別の投稿でまとめてみます。

今回は、1月以上の契約で外国人が住んでいるシェアハウスに「住む」ことで、外国人と語学交流できる機会が増える＝国内留学になる　という論法の下、国際交流や国内留学を謳っているシェアハウスをタイプAとタイプBに分けて、以下のとおり紹介させていただきますね。

ボーダレスハウス [東京、大阪、京都、神戸]　- タイプA

 

 

 

 

 

• 住人の半数が外国人となるようアレンジされている
• 東京だけでなく関西にも、さらに韓国や台湾にも店舗展開しており事業展開が手広い
• 暮らしながら世界とつながる。世界50各区以上の人が集まり、世界中の人と友達にあれるというコンセプト

	家賃	光熱費・インターネット
東京（相部屋）	33,000~59,000円	8,000~9,000円
東京（個室）	59,000~84,000円	10,000~12,000円
大阪・京都・神戸（個室）	50,000~64,000円	10,000円

DK ハウス [東京、札幌、神戸、松戸]　- タイプA –

• 大型のシェアハウスである（東京練馬は179室、東京新小岩は163室、札幌は89室、神戸は123室、松戸は164室
• 各施設にバイリンガルスタッフが常駐
• 共用部はプロが清掃してくれる
• 全施設で女性専用フロアを完備。オートロック有り
• 食堂、プレイルームや談話室など、共用スペースが充実

●最低契約期間：原則3ヶ月
●家賃以外の費用：例）保証金2万、入館費3万、電気代：100kw / 月超の場合超過分を実費請求
●場所：東京練馬、東京小岩、札幌、神戸、松戸
●参考にさせてもらった公式ホームページ：https://www.share-style.jp/english_community/

※2020年6月時点において当該HPにて記載の内容の一部をまとめたものです（詳細は直接お調べください）

物件	設備の特徴	賃料	共益費	保証金/入館費
東京練馬（全179室）	オートロック、大浴場、エクササイズコーナー	7.8㎡ 55,000円	12,000円	2万円/3万円 100kw / 月超の場合超過分を実費請求
東京新小岩（全163室）	テラス、ガーデニング・家庭菜園、屋上、プレイルーム（ダーツ、卓球、ビリヤード）	7.6㎡～15.2㎡ 1名部屋:55,000円 2名部屋:100,000円	1名部屋:12,000円 2名部屋:19,500円	2万円/3万円 100kw / 月超の場合超過分を実費請求
北海道札幌（全89室）	駐車場、駐輪場、バイク置き場	・スタンダード( 11.35㎡～13.00㎡)：4万  ・ワンルーム(19.50㎡)：5.3万  ・ツインルーム(26.20㎡)：7.6万 ・ドミトリー( 13.00㎡)：2.5万	・スタンダード：5千円  ・ワンルーム：6千円  ・ツインルーム：6千円 ・ドミトリー：5千円	2万円/3万円 ※水光熱費 （電気、ガス、水道、灯油）： 実費
兵庫県神戸（全123室）	電気自転車、ハイスペックパソコン、見晴らしのよい屋上	Aタイプ(9.2㎡)：48,000円 Bタイプ18.4㎡：60,000円	12,000円	2万円/3万円 ※水光熱費 （電気、ガス、水道、灯油）： 実費
千葉県松戸（全164室）	トレーニングジム、BBQができるパティオ、屋上、ガーデン	約8,0~15,0 ㎡ 47,000円	12,000円	2万円/3万円 ※水光熱費 （電気、ガス、水道、灯油）： 実費

 

彩ファクトリー　英会話シェアハウス [東京、神奈川、福岡]　- タイプB –

 

 

 

 

 

• 週2回の英会話レッスンのある物件がある
• 共用ラウンジでは英語を話すルール、国際交流パーティーがある
• 外国人入居者を一定率でキープしてる
• それぞれの物件にコンセプトがある

コンセプト	物件名/場所	家賃、その他費用について	その他費用
	＜神奈川県川崎市＞ Chateau Life Eze　- 読売ランド前 –	個室：70,000円、相部屋：35,000 ・共益費：15,000円 ・事務手数料：60,000円
「日常生活の中で楽しく英語・フランス語を身につける」国際交流シェアハウス	＜東京都練馬区＞ 国際交流シェアハウス-大泉学園-	個室　63,000-66,000円 ・共益費：15,000円（水光熱費、wifi、洗濯機・乾燥機利用料、国際交流パーティー参加費用込み） ・事務手数料　20,000円
『日本にいながら留学体験できる国際交流シェアハウス』	＜福岡県福岡市＞ Discovery Meinohama South -福岡姪浜国際交流シェアハウス-	・個室65,000円 ・２名入居部屋45,000円 ・10名入居部屋 25,000円 ・水光熱費/wifi費用（定額10,000円） ・初期費用:一律30,000円 ※１年毎の契約更新時：更新料（10,000円）
『暮らしながら、英語が楽しく身につくシェアハウス』	＜東京都府中市＞ 英語漬けシェアハウス　Will府中	家賃5万円（2名相部屋の場合は各3万円） ・共益費：30,000円（水光熱費、インターネット利用料、週2回の英会話レッスン、その他英語環境維持費込） ・初期費用：礼金として1ヶ月分家賃 ・駐車場：5,000円
『暮らしながら、英語が楽しく身につくシェアハウス』	＜東京都大田区＞ 英会話シェアハウス『CROSSWORLD大森』	74,000～79,000円 ・共益費：15,000円（水光熱費、wifi、英会話レッスン含む） ・初期費用：家賃1ヶ月
『日本にいながら留学体験できる英語漬け環境シェアハウス』	＜福岡県博多区＞ Discovery Hakata South -福岡博多国際交流シェアハウス-	個室60,000円（２名入居部屋40,000円） ・共益費：10,000円（水光熱費/wifi費用） ・初期費用：一律30,000円 ※１年毎の契約更新時：更新料（10,000円）
『国際交流＋みなとみらい』	＜神奈川県横浜市＞ 横浜ベイシティ – 横浜 –	60,000円〜 ・共益費：10,000円（水光熱費、インターネット利用料込み） ・20,000円（管理費、初期のみ）
『国際交流＋菜園』	＜神奈川県横浜市＞ 横浜ベイガーデン – 横浜 –	46,000円〜58,000円 ・共益費：10,000円（水光熱費、インターネット利用料込み） ・20,000円（管理費、初期のみ）
『国際交流＋屋上イベント』	＜神奈川県横浜市＞ 横浜ベイビュー – 横浜 –	55,500円〜64,500円 ・共益費：12,000円（水光熱費、インターネット利用料込み） ・20,000円（管理費、初期のみ）
『デザイナーズ国際交流シェアハウス』	＜神奈川県横浜市＞ 横浜PLAYFUL – 横浜 –	48,000円～72,000円 ・共益費：12,000円（水光熱費、インターネット利用料込み） ・20,000円（管理費、初期のみ。ペット飼育の場合は50,000円）

 

ARDEN [東京、神奈川、千葉]　- タイプB –

• 英会話アクティビティ（ハウスメイトと一緒にパーティやゲームをする）がある
• 英会話レッスン（英語を教える際に必要な言語理論の知識と実践的スキルを持ったプロによるレッスン）を受けられる
• シェアハウス間での交流イベントがある
• 東京、神奈川、千葉でシェアハウスと多数展開しており、「英語が学べる」シェアハウスでは上記の特典がある
• 「外国人と一緒に暮らす」というコンセプトというより、同シリーズに住んでる外国人チャットホストが上記を企画している模様

※2020年6月時点において当該HPにて記載の内容の一部をまとめたものです（詳細は直接お調べください）

• ECCプロデュースによる英会話教室を実施ている [平日4時間 18時〜22時まで 無償で何度でも受講可]　もちろん講師は外国人ネイティブ
• 管理人が常駐している
• 女性専用フロアあり
• 万博記念公園の近く
• 月1でパーティーがある

●最低契約期間：1年以上の契約（1年未満の場合は家賃が1万アップ）
●家賃以外の費用：敷金10万円
●場所：大阪府吹田市
●参考にさせてもらった公式ホームページ：https://www.k-skn.com/furuedai/

 

※2020年6月時点において当該HPにて記載の内容の一部をまとめたものです（詳細は直接お調べください）

	家賃	その他費用	月額計
個室	55,000円 1年未満の契約の場合は65,000円	敷金10万 インターネット費5,000円、共益費10,000円、光熱費5,000円	75,000円 or 85,000円
シェア	30,000円	敷金10万 インターネット費5,000円、共益費10,000円、光熱費5,000円	50,000円

 

 

 

OEH [大阪府枚方市]　- タイプB –

• 50年の歴史を持つイングリッシュハウス。老舗とあって建物は年季が入った感じだが個室の広さは7畳か10畳とゆったり。
• イングリッシュハウスの長期ステイコース　[１年契約]
• 一年目は、基本的な英語力、会話能力、協調性を強化していただくためにプライベートレッスン（週一回）＆グループレッスン（年に27回）＆アクティビティの参加が必須
• 外国人スタッフによるアクティビティは月1回行われる