日本で国際交流するには?
日本では、外国人の人に出会う場所といえば、外国人に人気の観光地、外国人ビジネスマンが働く都会のビジネス街、英会話学校に勤める外国人先生が住む住宅地、といったところでしょうか。そんな外国人と交流するってなかなか無理がありますよね。
観光地に行って、観光客っぽい外国人に無差別に話しかける?
忙しそうに働いてる外国人ビジネスマンに声をかける?
そんなことは、普通なかなかできませんし、果たして会話が弾むでしょうか? っというわけで、考えられるのは、
①外国人が飲みにくるバーに行く
②国際交流イベントに参加する
③英会話カフェに行く
④外国人が多く住むシェアハウスに住む
などが、現実的に外国人と落ち着いて会話できる=交流できる 方法ではないでしょうか? ただ、、、
→①外国人が飲みにくるバー って、ほとんど都会にしかありませんよね? そしてなにより、夜にお酒を飲むという場であるということ、ノリの良い外国人と出会えるのが間違いないですが、特に女性はちょっと危険なニオイがしないわけではなので、その点はご留意を・・。
→②国際交流イベントといってもいろいろです。地域の公的機関である国際交流センター、国際交流協会なんかが主催するものはとても健全ですが、都会で実施している国際交流イベントの場合は、日本人女性との出会いを求めている外国人が多く参加するってよく聞きますので、①の場合と同じく「男女の出会いの場」と混同しないようにしないといけませんね。
→③英会話カフェって首都圏にとても多いですが、英会話カフェは一人の外国人オーガナイザーがいて、その他は日本人。その名の通り英語を話すことが目的で集まっているので、当該の外国人と一対一で落ち着いて話すことは難しいように思います。
→④特に首都圏だとシェアハウスって多くて、シェアハウスには外国人がたくさん住んでいます。彼らは学生ビザの留学生であったり、ワーキングホリデービザや特定活動ビザ等で来日してる外国人です。実際に、住む場所を変える決意と覚悟がある方にとっては、国際的なシェアハウスに住むというのは、国際交流する上で有益な選択肢であると思います
そして、最後にこのページの主旨である「ゲストハウスで国際交流」という選択肢を紹介させて頂きますね。
- 【ゲストハウスとは? ホステルやシェアハウスとの違いは?】
- もともと欧米にはホステルやバックパッカーズと呼ばれる主に二段ベッドに寝泊まりする安価な宿泊施設がありますが、同じような宿泊施設が東南アジアなどではゲストハウスという呼称をつけていることが多々ありました。地域の違い以外では、欧米の都市部のホステル(ユースホステル)となると、100ベッドを越えるような大規模なものが想像されますが、一方ゲストハウスの場合は、家族経営で行われているような小規模なものを想起することが多いようです。
それまでに海外旅行や海外赴任をしていた若者が、2000年代初頭に東京や京都にゲストハウスを出店し始めた黎明期には、まだ日本おいてホステルという呼称はそれほど定着していませんでしたが、グローバリゼーションの高まりもあり2010年代になるとバックパッカーズやホステルという呼称をつけた宿が登場するようになりました。ゲストハウスという言葉は、貸し切りの邸宅型結婚式場、披露宴会場や今日シェアハウスと呼ばれている家具付の貸部屋(おもに月極)の施設の名称ともなっているので、混同を避ける目的もありホステルという名称が定着しつつあるようです。
名称はともあれ、ゲストハウス・ホステルとは、アメニティサービスを極力省いた安価な素泊まりの宿で、海外ではバックパッカー(リュック1つで格安な宿を泊まりながら長期的に旅をする人)が利用する宿として知られています。長期間旅行する彼らは、過剰なサービスよりも最低限の設備で一泊あたりの単価が格安である宿泊施設の方が都合がよく、また、後述するゲストハウスならではの楽しみ方を彼らはよく知っているので、バックパッカー達はゲストハウスに泊まるのです。
一方で宿泊単価を安く提供したい側は ドミトリーと呼ばれる相部屋を提供します。1部屋に4人~10人ぐらいまでが泊まれるベッドを用意し、1ベッドごとに1人のお客様を宿泊させるいわゆる相部屋とすることで、宿泊単価を安く抑えることができるのです。
また、ホテルや旅館では当たり前のように思われる サービスが提供されないことがあります。たとえば、お布団またはベッドのシーツはお客様ご自身で敷いて頂きます。お食事は提供していません。バス・トイレはほとんどの場合が共用のものを利用して頂くことになり、お風呂も共同の大浴場のようなものはありません。浴衣もございません。また、歯ブラシセット、髭剃り、バスタオルなどのアメニティも用意されておらず、有料での販売もしくはレンタルという形態をとっています。
引用:ジェイホッパーズ社HP 「ゲストハウスとは?」より
ホステルとは? については、こちらを
ゲストハウスで国際交流とは?
ゲストハウスに泊まっている外国人のほとんどは、旅行者(もちろん日本に在住の外国人が国内旅行している場合もあります)です。先の例に挙げた観光地に行く外国人と同じなのですが、観光地でいきなり見知らぬ外国人に話しかけることってハードル高いと思いませんか? ゲストハウスのリビングでリラックスしている同じ空間を共有している状態で話すのとでは、大きな違いがあると思いませんか?
英会話カフェや英会話スクールのように「さぁ今から話しましょう!」
というかしこまった場面設定ではなく、予約もお金も互いに発生しない間柄で、「どこから来たの?」「○○市の○○という観光地には行った? どうだった?」ってな感じで、気さくに何気なく、会話を始めることができますね。
また、シェアハウスだと住まいを引っ越さないといけないですが、宿泊施設であるゲストハウスであれば、最短1泊からでも可能です。
・大学生が長期休暇をとっている期間に1週間、2週間などまとまった期間をゲストハウスに滞在する
・社会人の方なら休みを利用していく旅行に少しアクセントをつける意味でゲストハウスを選んでみる
・近隣に住んでいて泊まる必要がない方が、夜な夜な外国人と会話する為に敢えてゲストハウスに宿泊する
・海外留学の国内プチバージョン(国内留学)という名目でゲストハウスを選択してみる
・英語特訓の場にするという名目の「英語合宿」として、国際的なゲストハウスに長期滞在する
「宿泊」と「国際交流」を結びつけるキッカケはいろいろあるのではないでしょうか?
そしてなによりゲストハウスでの宿泊は、ホテルよりも格段に安いですよ。英会話学校、英会話カフェなで出費する費用と宿泊費を比べてみてください。
ドミトリーなら1泊最安2,000円程度です。そして、この宿泊代はもともと滞在する為の出費であり、国際交流する、英語を使う為の出費ではありませんよね?
このサイトを運営しているジェイホッパーズ大阪ユニバーサル店では、旅行者だけでなくワーキングホリデービザで長期滞在している住込みの外国人スタッフもいます。
彼らは、日本が好きで来日していて、レベルには差はありますが、日本語を話す外国人、これから日本語を学びたいと思っている外国人です。
そんな彼らとなら、英語に自身がなくても、日本語を交えながら会話をすることができますし、なにより彼らは長期滞在しているので、リビングでまったりしている時間が長いです。他の外国人旅行者よりも圧倒的に話しかけるキッカケをつかみやすいですよ!
英語を話せるようになるには、文法や語彙力だけではダメだなぁ~っと痛感していませんか? そうです、日本の英語教育は明らかにヒアリング、スピーキングに費やす時間が少なすぎで、なにより外国人と接する機会が子供の頃から少なすぎるのです。
なので、まず外国人と生で話す という勇気から踏み込まなければ、英会話力は伸びないんですね。
他のゲストハウスよりも話しかけやすい外国人が多くいるので、ぜひ勇気を出して泊まってみませんか?